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イベント情報|超高速環境パラメータ最適化の研究会/第25回コンソーシアム研修会

開催日:2014年8月7日(木)13:00~17:45(受付12:30~)

場所:大阪府立大学 植物工場研究センター(C21棟2F 実習室)

開催趣旨:
植物工場における基本命題は、「エネルギーコストを最小にし、価値を最大にする最適栽培法の開発」である。光や温度などの環境条件の違いにより植物の生産性が大きく異なることはよく知られているが、特に薬用植物では薬用成分の含有量が数百倍も変動する。このため、目的に応じた「環境パラメータの最適化」が重要課題となっている。しかしながら、現状において、栽培条件最適化には労力と時間がかかり、かつ経験則的要素が大きいため、植物工場の高効率化や栽培品目拡大の妨げとなっている。
本研究会では、超高速で環境パラメータを最適化するための新規手法またはその学術的枠組み構築を目指し、関連する数理研究者によって目標達成までの道筋を模索する。

【プログラム】
13:00 開催の挨拶

13:05~13:30
講演1.「植物工場における匠の栽培プロファイルと黄金領域」
福田弘和 氏(大阪府立大学 工学研究科)

13:30~14:00
講演2.「フィールドトランスクリプトミクスによる遺伝子発現データと気象データの統合」
永野 惇 氏(京都大学 生態学研究センター)

14:00~14:30
講演3.「計測データからのモデル推定:位相振動子から植物リズムまで」
徳田 功 氏、大原隆之 氏(立命館大学 理工学部)

休憩(15分)

14:45~15:15
講演4.「稲穂ネットワーク上のショ糖転流と米胚乳成長モデル」
関 元秀 氏、佐竹暁子 氏(北海道大学 地球環境科学研究院)

15:15~15:45
講演5.「同期現象における最適設計論」
田中久陽 氏(電気通信大学 電気通信学部)

休憩(15分)

16:00~16:30
講演6.「トランスクリプトームデータの揺らぎ解析」(仮題)
粟津 暁紀 氏(広島大学 理学研究科)

16:30~17:00
講演7.「数理最適化手法の植物データへの応用に向けて-個の能力とチームのパフォーマンス-」
大西 勇 氏(広島大学 理学研究科)

17:00~17:30
講演8.「ICTを活用した植物の形質情報獲得のハイスループット化」
七夕高也 氏(理化学研究所 環境資源科学研究センター機能開発研究グループ)

17:30~17:45
おわりに (PFC副センター長)

17:45~18:15
意見交換会(無料・希望者の方は当日受付にてお申し出ください)

参加費:無料

定員:70名(先着順、要事前申込)

主催:大阪府立大学植物工場研究センター 協賛:キヤノン財団

申込方法:下記申込フォームよりお申込みください。

申込期限:8月5日(火)

※まだ若干お席に余裕がございます。ご参加お待ちしております。

超高速環境パラメータ最適化の研究会/第25回コンソーシアム研修会 申込フォーム