PFC新着・イベント情報

category

新着|アイデアレシピコンテスト2019 最終審査結果

アイデアレシピコンテスト2019 最終審査結果

総 評

本研究センター(PFC)は、人工光型植物工場の国内最先端の研究拠点です。本年7月には世界基準の農業認証G・GAP(Global Good Agricutural Practicies)を取得し、日産最大6,000株のレタスが生産され、「府大マルシェ」の商品名で2種類のリーフレタスが大阪を中心に広く販売されています。

今回は3回目のアイデアコンテストで、「ランチボックス」がテーマです。府大マルシェを用い、主食はライス、パン、パスタのいずれかを使い、一人前600円程度で購入でき、1時間以内で調理できるものを条件として、「インスタ映え部門」、「健康志向部門」を設け、学生を対象にアイデアを募りました。

その結果、多様な専門分野を学ぶ学生から、チャレンジブルで趣向を凝らした豊富なレシピが、インスタ映え部門28件、健康志向部門8件、計36件が寄せられました。レシピと調理手順、完成写真等が掲載された応募書類を用いて一次審査を進め、8レシピがファイナリストとして最終審査会へと進みました。最終審査会では1時間かけてその場で調理し、完成した料理を手元に置きながらレシピの特徴や調理手順等のアピールをそれぞれ行った後、試食を行い、最終審査を進めました。なお、当日は所要のため1名が欠席し、7名のファイナリストとなりました。

インスタ映え部門が6レシピ、健康志向部門が1レシピでしたが、両部門とも彩りに配慮した見栄えとともに、栄養価や健康、夏季での食欲への配慮、2種類のレタス(バタビアレタス、フリルレタス)の特徴、ランチボックスとしての手軽さや食べやすさに充分に配慮されたもので、もちろん味も絶品でした。審査員一同大満足で、大きく感銘を受けることとなりました。

その中で、総合リハビリテーション学類栄養療法学3年山本麻衣様の「野菜たっぷり!彩豊かなカレー風タコライス」が最優秀賞に選ばれました。食欲のわきたつスパイシーな味付けに始まり、たっぷりなレタスと豊富な野菜を使った彩り、味もとても美味しいものでありました。ランチボックスに収まった姿だけでなく、6人前に取り分けた姿も素敵でした。優秀賞は、山口晴緒様の「レタスカップでお野菜たっぷりDELI BOX」、志田咲彩様の「たっぷりレタスとトマトドレッシングのサラダパスタ」、谷口菜央様の「☆府大マルシェ巻きボックス☆」、他の3レシピは入賞としました。

本コンテストが学生の起業精神や社会参画の意識向上とともに植物工場が新産業として社会実装されることに寄与することを期待しています。

最後に、共催頂きました(株)サンプラザを始めとします各社、各団体様、並びに、審査員各位様、研究推進機構、PFCスタッフの皆様に感謝申し上げます。                     2019年9月吉日

審査委員長 増田 昇(植物工場研究センター長)

部門 レシピ名 所属
最優秀賞
(サンプラザ賞)
インスタ映え 野菜たっぷり!彩豊かなカレー風タコライス 地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻 3年 山本麻衣
優秀賞
(大阪堺植物工場賞)
インスタ映え レタスカップでお野菜たっぷりDELI BOX 地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻 3年 山口晴緒
優秀賞
(PFC賞)
健康志向 たっぷりレタスとトマトドレッシングのサラダパスタ 地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻 2年 志田咲彩
優秀賞
(PFCコンソーシアム賞)
インスタ映え ☆府大マルシェ巻きボックス☆ 地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻 3年 谷口菜央
入賞
(サンエッセン賞)
インスタ映え レモンバターチキンのラップサンド&サーモンとチーズのレタスラップサンド 地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻 3年 山口悠夏
インスタ映え ふたを開ければそこに入っていたのは・・・かわいい花束でした✿ 地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻 3年 平林里菜
インスタ映え 彩りたっぷり!ピクニックランチボックス! 工学研究科航空宇宙海洋系専攻
ばぶちゃんず 坂野文香 橋脇健太朗