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学内向け|レシピコンテスト最終審査結果発表!
試食会&レシピコンテスト
~講評~
「府大マルシェ」の愛称で生産・出荷しています「フリルレタス」と「バタビアレタス」を主役をとしましたアイデアレシピコンテストの審査結果を報告します。
2017年7月20日から8月31日の間、大阪府立大学の学生並びに教職員に広く募集しましたところ48人63レシピの応募を頂きました。ありがとうございました。
応募頂いた完成写真とレシピを対象に1次審査を実施し、テーマ1「もりもりレタスを食べる」では28レシピ、テーマ2「朝食で手軽にレタスを食べる」では16レシピ、テーマ3「友達とおしゃれにレタスを食べる」では19レシピから、それぞれ4レシピ、計12レシピを1次通過レシピとしました。
2次審査は、1次通過レシピを対象に45分間の時間制限の中で実際に料理をしていただき、レシピのプレゼンと試食を通じた最終評価をするものとし、2017年9月27日に実施しました。
各テーマから1件ごとの辞退があり、3テーマで計9レシピの評価を行いました。審査員全員が評価に困るぐらい、いずれのレシピも見た目も素敵で味も美味しいものでしたが、下記の表に示すような最終評価としました。また、審査の労をとっていいただいた学生並びに教員の名簿も記載しています。
最優秀賞はテーマ1の総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻の井端千穂様の「レタスと豚肉の生姜焼きロール」で、若干塩もみしたレタスを豚肉でロールしたもので、輪切りしたときの見栄え、レタスの食感の主張、味・ボリューム感とも申し分のないもので、審査員全員の賛同を得ました。
優秀賞はテーマ2の工学研究科職員の遠藤聡子様の「忙しい朝でも短時間で摂れる栄養満点スムージー」とテーマ3の総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻の小寺宏美様の「レタスたっぷり冷しゃぶ生春巻き」、同専攻の久住健一様の「グリーン・グリーンスープ」の3レシピとし、テーマ1の生命環境科学研究科の奥山真衣様の「関西風オムレツ」をPFC賞としました。なお、他の4レシピは入賞としました。
ー審査委員ー
研究推進機構植物工場研究センター センター長 増田 昇
生命環境科学研究科 准教授 山口 夕
人間社会システム科学研究科 准教授 嵯峨 嘉子
総合リハビリテーション学研究科 准教授 矢澤 彩香
総合リハビリテーション学研究科 准教授 岩田 晃
総合リハビリテーション学研究科 M1(管理栄養士) 和田 衣里香
いずれのレシピもフリルレタスとバタビアレタスの食感や味を充分に吟味し、その特性を生かすための豊かなアイデアで構成されており、あまり調理をせずサラダ等の生食を基本に冷野菜としてのイメージを払拭し、温野菜としても充分に美味しく頂くことが出来ることやペースト状での利用、調理後の鮮やかな色彩や食感の持続など機知に富むものでありました。
これらのレシピを通じて「府大マルシェ」の愛称で生産・出荷しています「フリルレタス」と「バタビアレタス」の消費が順調に伸びますとともに、植物工場野菜が広く社会に普及しますことを願っています。
最後に、今回のコンテストの実施に深く関わっていただいた大阪堺植物工場(株)と本学の研究推進機構、PFC事務局の方々、並びに、審査員に深く感謝申し上げます。
審査委員長・PFCセンター長
増田 昇